こんばんは。
ブログ28日目
先日の日焼けで、早くも皮がむけてきた加藤です。せっかく焼けたのに海に行く前に、リアルな丘サファーっぷりを発揮してます!
さて、今日はちょっとだけプライベートの話を。
7月28日は、今日は、母の誕生日でした。今年で90歳になります。
今は施設に入っているので面会も出来ませんが、新しいねこのぬいぐるみのプレゼントを持って行ってきます。
うちの母は、ママとか、お母さんとか、とか呼ばれるキャラではありません。
いつも呼ぶ時はおかあちゃんです!。父がなくなってからは、エナちゃんです!
そんなエナちゃんは、いつも白い割烹着を着て、背は低くぽっちゃり体型で眉毛が特徴的、いつも動き回っている米屋のおかあちゃんです!
まさに昭和で働き者のおかあちゃんです。
今でも思い出すのは、大学一年生の出来事でした。
自分は、大学にハンドボールのスポーツ推薦で入りました。それなりに練習も厳しいのですが、なんとか練習にもついていってました。
今のこの時期になると、夏の合宿が始まります。
当時は今とは違い、気合と根性の時代で、厳しい練習にも耐えて無事に最終日…夜に先輩が寝るまでマッサージやら、何か芸をやれなど理不尽なことは昔の体育会系は日常茶飯事の時代。
また最終日の夜になると何が始まるかわからないので、当時の一年生の自分たちは、なぜか花火を買ってきて花火大会を提案したりしますが…この後に色々と理不尽なことがあり、どうしても理解できなくやめると宣言しちゃいます。
この後、ひとり何時間も正座させられ、辞める決心を固めて家に帰ります。
スポーツ推薦の自分がクラブを辞めると、自動的に学校もやめる事になってしまうのが昔の暗黙のルールです。
覚悟を決めて、家に帰って、こんな出来事があったとXXXXXXでXXXXXXで事細かに母に話して、なのでクラブも学校もやめると…。
「そりゃ酷い。それなら辞めなさい!」…という返事が返ってくるもんだと思ってました。
がしかし、一通り聞いたおかあちゃんの返事は…表情を全く変えずにワンフレーズ。
「あんたが上になったら、嫌なことしなさんな…。」
「だから、もう辞めるってっ!」と自分。
「辞めたら終わり、何があっても続けなさい!」
その後も、散々怒って、八つ当たりしましたがまるで聞く耳をもたづ…。
どんなに怒っても、何を言っても白い割烹着の小さな巨人は、まるで女子柔道の選手のようでした!
完全に一本負けです!
今思えば、この出来事が今の自分の分岐点になりました。クラブも大学も言われたとおり、辞めなくて続けてよかったです。
どんな理不尽な、大変な時も、嫌な事でもやると決めたら辞めないで、諦めないで続けてこれたのも、割烹着の小さな巨人のお陰です。
誕生日おめでとうございます!ありがとうございます!引き続き何事も続けてみます!
という事で、本日の一枚。
今のカラーズがあるのも、エナちゃんのお陰です。
本日は、この辺で!
また明日!