人と、ものと、仕事をつないで、その人らしい場所をつくる。
COLORSは、家具やインテリア、衣服、雑貨を扱うショップをはじめ、カスタムペイント、グラフィック、オリジナル家具・什器の製作、住宅や店舗などの内装デザイン、リノベーション、建築まで、暮らしと空間に関わるさまざまな仕事をしています。
ものを選ぶこと。
デザインすること。
自分たちの手でつくること。
今あるものを生かしながら、空間を整えること。
それぞれは別の仕事に見えますが、COLORSの中ではすべてがつながっています。
ショップで出会った一つの家具から、部屋や住まいの相談が始まることもあります。
店舗づくりでは、内装デザインから家具や什器、ペイント、グラフィック、看板まで、一つの空間として考えることもあります。
その人の好きなものや大切にしていることに寄り添い、分野の境界を越えながら、その人、その場所だからこそ生まれる形を一緒につくる。
それが、COLORSの仕事です。
COLORSのはじまり
COLORSは1992年、仙台の小さなアパートの一室と、5坪にも満たない倉庫から始まりました。
最初の仕事は、スノーボードやヘルメットへのカスタムペイントです。
大きな設備も、十分な環境もありませんでした。
それでも、自分たちが面白いと思ったことを信じ、まだ世の中にないものを、自分たちの手でつくろうとしたことが始まりでした。
その後、ペイントの仕事から、洋服や家具、インテリアを扱うショップへ。さらに、オリジナル家具や店舗什器の製作、グラフィック、住宅や店舗のリノベーション、建築へと、仕事の幅が広がってきました。
最初から、今の形を計画していたわけではありません。
目の前の人から寄せられる、
「こんなものがほしい」
「こんな場所をつくりたい」
「どこに相談したらよいか分からない」
という声に向き合い、一つずつ実現する方法を考える中で、COLORSにできることが増えていきました。
やったことがないことにも、向き合ってみる。
COLORSには、ショップ、家具・什器製作、ペイント、グラフィック、インテリア、建築など、異なる仕事に携わるスタッフがいます。
それぞれ性格も、経験も、得意なことも違います。
一人ですべてを決めるのではなく、それぞれの経験やアイデアを持ち寄り、時には自分が中心になり、時には仲間の仕事を支えながら、一つのものをつくっています。
もちろん、すべてが最初からうまくいったわけではありません。
人の入れ替わりもあり、失敗や問題にぶつかることもありました。それでも、そのたびに考え、やり直し、これまで経験したことのない仕事にも挑戦してきました。
「やったことがないから、できない」ではなく、
「どうしたら実現できるだろう」と考えてみる。
この姿勢は、創業から30年以上が経った今も、COLORSの仕事の中に受け継がれています。
暮らしのものから、空間づくりまで。
COLORSのショップには、国内外から選んだ家具や雑貨、衣服、ヴィンテージなど、それぞれに個性や背景を持つものがあります。
ショップで長年さまざまな商品に触れ、お客様の暮らしに合わせて提案してきた経験は、現在の建築や内装デザインにもつながっています。
既製品の中に合うものがなければ、家具や什器をつくる。
今あるものが使えるなら、直したり、塗ったりして生かす。
一つの家具から始まった相談を、部屋や建物全体へつなげる。
建物だけを考えるのではなく、そこに置く家具や照明、壁の色、手触り、使い方まで一緒に考えられることが、COLORSの空間づくりの特徴です。
住宅や店舗全体の改修はもちろん、
「家をまるごと直すほどではないけれど、好きな場所を一つつくりたい」
「古い建物や家具を生かしたい」
「店の内装から家具、看板まで相談したい」
といった、一部分からのご相談にもお応えしています。
仕事の真ん中にあるのは、人です。
私たちがものを選び、家具をつくり、空間を整えるとき、その中心にあるのは、そこで過ごす人のことです。
どんなものが好きなのか。
そこで、どんな時間を過ごしたいのか。
これまで何を大切にしてきたのか。
決まった形を当てはめるのではなく、まず相手の気持ちを分かろうとすることから、COLORSの仕事は始まります。
私たちだけの考えを押しつけるのではなく、お客様と話し、職人やつくり手と考え、それぞれの力をつないでいく。
その人、その場所だからこそ生まれる答えを、一緒に探していきたいと思っています。
人が、人らしく生きる場所を目指して
COLORSが創業当時から大切にしているのが、「COLORSTOWN」という構想です。
その出発点には、一つの気づきがありました。
お金がないことだけが不幸なのではない。
本当に悲しいのは、人と関わる機会を失い、
誰からもあてにされなくなることではないか。
人は、誰かと関わり、自分の役割を持ち、自分の居場所があることで、人らしく生きていける。
それならば、好きなことや得意なことを生かして働き、暮らし、必要なときには自然に支え合える場所を、自分たちの手でつくれないだろうか。
この想いが、COLORSTOWN構想の出発点です。
COLORSTOWNは、今ある仕事の先にあるもの
COLORSTOWNは、すでに完成した町の名前ではありません。
店や工房、住まい、仕事、食、そして人とのつながり。
暮らしに必要なものを、できるところから自分たちの手でつくり、それぞれが自分らしい形で関われる場所を目指す構想です。
小売、ものづくり、デザイン、建築。
COLORSが今取り組んでいる一つひとつの仕事が、COLORSTOWNにつながっています。
大きな町を一度につくるのではなく、まずは目の前の一人と向き合い、一つのもの、一つの場所を丁寧につくることから。
好きなものや好きなことを大切にしながら、人が人らしく生きられる場所をつくる。
それが、私たちCOLORSの目指している未来です。
