カラーズの始まり その10 貯めたはずの資金。

こんばんは。

毎日、ブログの初めに今日何をしたかを、書いている加藤です。

今日の出来事…直ぐに思い出せない…。これってボケ防止にはいい刺激だなぁ~と思いながら書いています。

…で何したっけ?…思い出しました。さっきやっていたのはヘルメットに筆入れ。かなり久しぶりにペイントの手伝いしてました。

やっぱりヘルメットに書き始めると、昔の気分に戻ります。ウッチーとあーでもないこーでもないと、バイクやアイドルの話など…。

 

さてさて、今日も書くのは、そうなる前の遠い昔の話の続きです。

昨日までの我武者羅に全力投球の日々のを過ごすところまで書きましたが、その後の経過を書きたいと思います。

そんなに我武者羅に働いたのに、独立資金は全然たまらなかったという話です。

これだけ頑張ったので、それなりにたまる予定でした。当初は…。

一年でどのくらい貯められるかの挑戦が始まります。当初は…。

条件的には、かなり恵まれていて、OB時代にクラブの飲み会以外は飲みに行く事もなくいったスナック。そんな愛想がいいわけでもない自分を、

独立しようとしていることを聞いて、何とか助けてあげたいとアルバイトの話を頂きました。

スナックでは酒もろくに飲めない、気の利いた会話もできない、いつも腹をすかしているので、仕事が終わると毎回ご飯を食べに連れて行ってもらい、男なのにバイト代も奮発してくれるマスターと、ママに応援してもらいました。

本当にありがたい話ですし、この後もブラックヒルズを出すときも助けてもらえた恩人です。話が長くなるので、また別の機会に書きますね。

資金がたまらないには、原因は2つだけ。

入ってくるお金が少ないか、出ていくお金が多いかシンプルにこれだけです。

なかなか入ってくるお金を上げるのは、使える時間が限られているので、当時の自分は寝ないで働くしか、方法がありませんでした。26歳の自分に考えられるのその程度です。

貯まらなかった理由は、もう一つの出ていくお金が多いという事です。

当然、これだけ動いて働いているのでお金を使う時間もありませんし、これだけ手厚く見守って頂けるので、食費や趣味でお金を使い事もありません。

消費もしなければ、ギャンブルに使う事もなくお酒に使う事もなく…少なくても貯まらない訳はありません。当時は。

それでも貯まらないんです。

当時の自分は、とにかく我武者羅にまっすぐ思ったら?気付いたら無理してでもやっちゃってました。

夜も深夜まで仕事をして、また次の日の朝は、7:00には起きて塗装の修業に向かいます。

そんなとある朝に、車をぶつけてしまいます。幸い誰もけが人が出なくて物損事故ですが、それなりに修理代もかかります。

ここで初めて気が付きます。

無理はしてはいけないと…。ここで初めてラーメン屋さんのアルバイトを辞めます。

そんなこんなで、なかなか独立資金は貯まらないのにもかかわらず、独立のタイムリミットも迫ってきます。

このままで一年後の独立を断念しつつ、それでも資金がなくても独立する方法を考えて、考えて、もっとスノーボードが上手ければと、仕事が終わっては、バイトに行くか、ナイターで練習か。日本の大会を目指したり、そんな生活で独立資金が用意できるわけでもなく、悶々とした日々を過ごします。

結局一年経っても、先は見えない状態で焦る気持ちと、実現のための試行錯誤…。

ここで初めて、金属特殊塗装での独立からではなく、塗装とスノーボードのこのキーワードで、ビジネスモデルを考え始めます。

これで今のカラーズの要素が整い始めるところで今日の話は、この辺で。

明日は、カスタムペイントにたどり着くまでを書こうと思います。

それではまた明日。

 

PS ワーホリと行く前と、後で変わったことも、忘れないために書いておきます。

本を読む習慣が出来たこと、じっくり自分の事を振り返る時間が出来たこと。

これは、後々、自分にとっては大きな意味を持ったなぁ~と思いました。

 

朝の渋滞もあるので、何を思ったのか読書です。高校時代にあんなに勉強もしなかったのに読書です。

ワーホリでは、山から変えれば常に一人。その部屋は、とにかく安い部屋選んでるので、仕様もチープです。TVも白黒…白黒…白黒のテレビです。

テレビを見ても、英語で白黒…面白いわけもなく、スノーボードも一人で黙々と滑っているので自分のレベルも上がったのかも、何も感じられづに落ち込む毎日。

そこで、何冊か持っていた本を読んだり、日本語の本を見つけて読んだりします。

基本日本語に、触れる機会はめっきり減るので、日本語が恋しかったんだと思います。

そんな流れで、ワーホリで本を読む習慣がここからが始まりです。

それに伴って、周りに人がいないので自問自答が癖になります。

よく考えること、想像することがほんのちょっと身につきます。

これも、COLORSの始まりにも大切な要素になりました。

たぶん…。

 

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